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2025.11.24

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【令和8年】馬と大変に縁が深い午年の最強神社 帯廣神社に、初詣は如何でしょうか?!

帯広市役所から見る帯廣神社の杜 帯広市役所の北東(鬼門)に鎮座し当に帯広の守り神

 

令和8年(2026)、は午(うま)年!

 

馬と大変に縁が深い午年の最強神社 帯廣神社に、初詣は如何でしょうか?!

 

かつて、ここ十勝帯広は軍馬の産地として知られ、そのことから獣医師の養成を目的に帯広高等獣医学校(現在の帯広畜産大学)が設置されました。

 

帯広競馬場に隣接する馬の資料館

 

その馬の資料館の中の年表に見られる軍馬と帯広高等獣医学校の表記

 

帯広畜産大学

 

帯広市では、現在も世界で唯一の「ばんえい競馬」が公営で開催されており、多くの観光客も訪れています。

ばんえい競馬では重りを載せたソリを曳く馬は輓馬(ばんば)と言われ、体重はサラブレットの2倍以上の1トン前後もあります。

ばんえい競馬はのコースは直線ですが、大小一つずつの障害という山を越えるところが見どころとなっており、ゴールはソリの最後部がゴールラインを過ぎたところでゴールとなります。

※ばんえい競馬は開催日が限られていますので良く確認してから行くようにしてください。

 

帯広競馬場

 

ばんえい競馬

 

近年はその輓馬(ばんば)が馬車を引く、馬車BARが夜の街中を巡ります。
※こちらも運行日時を要確認。

 

馬車バー

 

そのような馬と関わり深い帯広市に鎮座する当帯廣神社も馬とのご縁が以下のように知られています。

 

 

 

帯広馬文化発祥の神社

 

以前帯廣神社があった場所で、とかち帯広で初めて競馬を行ったと記録があり、この競馬がやがて「ばんえい競馬」へと発展して参りました。

 

 

馬型のばん馬絵馬

 

帯廣神社では帯広競馬場だけで開催される、ばんえい競馬のばんば型(馬型)に切り抜い全国でも珍しい「ばんばの絵馬」を授与しています。

その絵馬は人気マンガ「鋼の錬金術師」で知られる漫画家、荒川弘さんの目に留まり、荒川さんが描いた『銀の匙 Silver Spoon』にもたびたび登場し、同作品ファンの聖地巡礼のお土産としても人気があります。

 

 

神馬の銅像

 

帯廣神社正面参道脇の神馬の銅像は、昭和8年に帯広の市制を記念と表記があり、その裏には10年間禁酒禁煙の記念にとの面白い表記が、実はこの馬の銅像は、歌手の中島みゆきさんの祖父である中島武市 氏(なかじま ぶいち)が奉納されたとなっています。

またこの銅像の前に参拝者がよく人参をお供えするという面白い信仰も芽生えています。

 

 

どさんこ流鏑馬

 

毎年、帯廣神社例祭の前日9月23日(秋分の日・年によって変わることがあります)、十勝どさんこ弓馬会による勇壮で大変珍しい「帯廣神社奉納流鏑馬」が行われます。

「どさんこ」は北海道和種の日本在来馬で、江戸後期から明治にかけてサラブレッドが日本へ入ってきたので、本来の流鏑馬(武士の時代)のスタイルはこの「どさんこ流鏑馬」が正解なのかもしれません。

 

 

畜大馬上参拝

 

毎年元旦の1月1日午前8時30分頃、帯広畜産大学馬術部による馬上参拝があり、人馬の健康と活躍を祈願します。

この馬上参拝は昭和18年から続く恒例行事となっており、大学から神社までの片道約10kmの道のりを乗り手を交代しながら進んで行きます。

 

このように

帯広市は

 ①かつての軍馬の産地 (馬の町とかち帯広)

 ②帯広畜産大学 (軍馬の獣医師を養成)

 ③ばんえい競馬 (世界で唯一の競馬)

 ④馬車BAR (輓馬で巡る夜の街)

 

帯廣神社は

 ⑤帯広馬文化発祥の神社 (帯広市初競馬)

 ⑥馬型のばん馬絵馬 (全国初馬型の絵馬)

 ⑦神馬の銅像 (中島みゆきさんの祖父が奉納)

 ⑧どさんこ流鏑馬 (北海道和種の珍しい流鏑馬)

 ⑨畜大馬上参拝 (初詣の風物詩)

 

馬と九つの関わりがあるこの土地は、まさに「うまくいく(馬九)」年に相応しいところなのかもしれません!

そしてグルメもスイーツも、大変うまく(馬九)美味しいところですので、今年は是非開運を願って、とかち帯広、帯廣神社にお越しになりませんか?